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経営者が陥りやすいワナ【好きな治療と患者さんのニーズは同じとは限らない】

経営者が陥るワナ
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目次

分かっているはずなのにハマり込む罠

ビジネスをスムーズに立ち上げ、成長させていくには、お客さんの多いところで行うのがイチバンやさしい。

欲しがる人が群がる場所で、売ればテクニックもセンスも大して必要ないでしょう!
普通に考えれば、誰にでも分かることですよね。

マーケティングの教科書的に表現してみると「釣り」のイメージです。

魚がほとんどいない池や川で釣りをしても魚は釣れません。

希少な珍しい魚を釣るのも難しいですよね。
例えばマグロの一本釣りとか・・・
(極端過ぎたかもしれませんが)

そもそもプロでないと無理ですし、プロでさえも命懸けですし、なかなか難しい・・・
簡単に狙える魚ではありません。
(その分、釣れた時はリターンが大きくなるワケですが)

そんなことは、釣りをやらない私でも分かります。

釣るモノ・釣り場所間違っているかも?

 

でも、これがビジネスとなると結構やらかしてしまうのです。
私自身の経験から言っても
深く理解しているはずの得意分野でも、ついつい犯しがちなミスなのです。

 

専門分野・得意分野こそ危険

深い知識があるからこそ、客観的に判断できないことも多いものです。

なぜなら・・・
[private_プレミアメンバー]

時間と労力を掛けたことに対して人は「リターン」を求めてしまうから

ギャンブルで負けを取り戻そうとして、さらに負けて損失を増やしてしまうのもこれと似たような心理です。

このような心理が『先生イチ押しの治療』で働いていませんか?

例えば、長期間掛けて講座やスタディグループで習得した最新治療技術。
受講料や会費も決して安くはなかったはず。

機材や薬剤も揃えたし・・
しかも東京や時には海外にまで、何度も出掛けてようやくマスターしたりライセンスを取得したり・・

だからこそ、強いこだわりがある。
多くの人にその良さを分かってもらいたいし、当然売上としてのリターンも求めてしまう。

ある時点では、思ったようなニーズがないことに”薄々”は気づいているにも関わらず固執してしまうのです。

こんなふうに、
もしかしたら根本的な「間違い」を犯しているかもしれないのです。

そもそもの「釣るモノと場所」を間違えているのかもしれません

つまり、視点が患者さんではなく、自分に内向きに向いてしまいがちなのです。

「あれだけ時間をかけたのだから!」

と患者さんが求めていることではなく、自分の学んだこと、やりたいことをどうしてやりたくなるのが人間心理なのです。

人間心理と書いた通り、これは歯科医院経営者の先生だけに限ったことではありません。

私を含めて、
多くの経営者・起業家・自営業者 ・・・
とかく、ビジネスオーナーは、

「この商品はすごく良いんですよ」とか、
「理想のサービスができたんです」とか・・

先に売りたい『モノ・情報・サービス』ありきになってしまいがちなのです。

大企業なら、資金とマンパワーを投入して、大規模に「売りたいもの」を認知させるための戦略を展開することもできるでしょう。

しかし、先生やわれわれのような一個人(たとえ法人化していたとしても)が、同じようにできるはずはありません。
だとすれば、大切なことはお客さん(患者さん)が望んでいることをメインに据えるべきだと思うのです。

患者さんの求めるもの、欲しい生活(得たい未来)を先に見つけ出して、提供する治療やサービスをそれに合わせてつくりだすのです。それは、必ずしも先生のやりたい治療やサービスとは一致しないかもしれません。

しかし、理想の治療に近づくための第一歩として、
まずはどんな形でも良いから、ひとりでも多くの患者さんに来てもらって、
歯と口腔環境について興味関心を高めてもらうことが大切だと思うのです。

そうやって顔をあわせる回数や年月が信頼関係(ラポール)を形成していくので、その後で「先生が本当にやりたい治療」を提案していくとスムーズですし、患者さんにもとても感謝されるはずです。

そんな悠長な・・

と思われたかもしれませんね?!

確かに早く売上を立てなければ経営が回らないのも事実です。

 

要はそのバランス

すぐに売れる場合は売った方がいいです。
欲しい時に売るのは、ビジネスの基本中の基本。

何事にも「旬」あるように、
それに欲しい時に買ってもらえれば患者さん(顧客)にもきっと喜ばれます。

ただ、同時進行で将来への準備として、見込顧客を醸成し続けていくことが大切なのです。

医療であっても開業している以上、院長先生は経営者です。
まずは経営がよりスムーズにいく道を選ぶことが大切です。

もちろん、すでに順調に長期間順調に売上を伸ばしているならば、好きな治療に重点ポイントをシフト頂いてOKだと思います。

いかがでしたでしょうか?
何となく思い当たるフシがあるなあ・・・と感じた方は、少し意識してみて下さい。

ほんの少しの意識改革によって、明日から患者さんとの接し方や話し方・話す順序や内容が少しずつ変化していくことを体感できると思います。

ぜひ参考にして頂けたら嬉しいです。

それでは、また。

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